前回までのベンチマークで、SmartアレイE200・・・
HP ML110 G5の内蔵RAIDよりも速度が劣る事が発覚・・・
内蔵RAIDをメインで使う方針で構成を検討する事に・・・orz
まずML110 G5のマザーボードには、SATA接続コネクタが6個あることを確認。
番号1~4はRAID用、5~6はリムーバブル用とケースの蓋に記載あり。
以前5番からブートしOSを起動できる事を確認していたため、SATA 1~4番にRAID用ディスク、5番にブートドライブ、6番に光学ドライブで構成してみた所、BIOS上でSATA 5番が何故か光学ドライブと認識されブートドライブとして利用できない。
いろいろ試した結果、SATA5番は内蔵RAIDを無効にした場合はディスクとして認識され、内蔵RAIDを有効にした場合は光学ドライブと認識されるようです。(おそらく6番も同様。)
SATA 5~6番はリムーバブル用との記載なので、ちと特殊な制限がかかっているのでしょう。
とすると、今回はディスク4本でRAID0を組む事が目的なので、5・6番でのブートは不可と。。
他のブートの選択肢は、eSATA接続の裸続の二世帯住宅か・・・お~OS再インストールの可能性はありますが、Smart Array E200が使えるじゃないですか。
・・・といった思考錯誤の結果、RAIDコントローラーであるSmart Array E200に1.5TBのディスクを一本だけ接続しOS起動ディスクとする事に・・・
幸いシンプルボリュームとしてなら、そのまま差し替えるだけで起動に成功しました。(おそらくRAIDを組むと再インストールが必要・・・)
ML110 G5の最終的なディスク構成
これまでのベンチマークや思考錯誤の結果、DISK構成は次の様に落ち着きました。
- Smart Array E200は、1.5GBのディスクを1本接続し、OS起動環境に。
- ML110 G5内蔵のSATA 1~4番は、250GBのディスク4本を接続しRAID0構成とし、高速ディスク環境に。
- 外部ディスクとしてeSATA接続の裸続の二世帯住宅を用意し1TBのディスクを2本指しRAID1構成、バックアップ環境に。
3万もしたSmart Array E200は、単なる ブートディスク用のコネクタという結果に・・・orz
ML110内蔵RAID vs Smart アレイ E200 ベンチマーク比較
特徴的な計測結果を比較。
1.ディスク速度を優先
| I/F | ML110 G5 内蔵RAID | Smart Array E200 |
| キャッシュ設定 | Write Back | アレイ アクセラレータ 無効 |
| Sequential Read | 410.295 | 264.792 |
| Sequential Write | 388.986 | 264.591 |
| Random Read 512KB | 46.742 | 45.040 |
| Random Write 512KB | 108.137 | 108.191 |
| Random Read 4KB | 0.731 | 0.698 |
| Random Write 4KB | 4.861 | 4.405 |
- ML110 G5は、Write Back設定によりキャッシュに書き込んだ時点でWrite完了。
- Smart Array E200は、アレイアクセラレータを無効に物理キャッシュに書き込んだ時点でWrite完了。
2.ディスク書込みの確実性を優先
| I/F | ML110 G5 内蔵RAID | Smart Array E200 |
| キャッシュ設定 | Write Through | アレイ アクセラレータ 有効 |
| Sequential Read | 412.176 | 241.858 |
| Sequential Write | 97.769 | 82.650 |
| Random Read 512KB | 45.510 | 47.127 |
| Random Write 512KB | 42.848 | 82.837 |
| Random Read 4KB | 0.712 | 0.733 |
| Random Write 4KB | 0.609 | 9.007 |
- ML110 G5は、Write Through設定によりディスクに書き込んだ時点でWrite完了。
- Smart Array E200は、バッテリバックアップ式ライト キャッシュ(BBWC)により、キャッシュに書き込んだ時点でWrite完了のハズ。
ディスク書込みの確実性を優先した場合は、Random Writeは、Smart Array E200の方が強いですね。
ん~私の場合は、検証用途なので速度優先のML110 G5 内蔵RAIDが良いですね。。
ML110内蔵RAID vs Smart アレイ E200比較時の特徴
- Sequential Readは、ML110 G5内蔵RAIDの方が速い。
- テスト1は、約1.5倍の速度差。
- テスト2は、約1.7倍の速度差。
- Sequential Writeは、ML110 G5内蔵RAIDの方が速い。
- テスト1は、約1.5倍の速度差。
- テスト2は、約1.1倍の速度差。
- Smart Array E200のアレイアクセラレータの使用時と物理キャッシュの使用時の速度差が3倍以上ある。
- テスト1で、Smart Array E200のSequential Write 264.591MB/sと、Sequential Read 264.792MB/sの値が非常に近い。
(Smart Array E200上でボトルネックが発生していないか?)
- Random Read 512KBは、大きな速度差なし。
- Random Write 512KBは、テスト2においてSmart Array E200の方が速い。
- テスト1は、ほぼ同じ速度。
- テスト2は、約2倍の速度差。
- Random Read 4KBは、大きな速度差なし。
- Random Write 4KBは、テスト2においてSmart Array E200の方が速い。
- テスト1は、ほぼ同じ速度。
- テスト2は、約15倍の速度差。
まとめ
- テスト1の様に、ディスク速度を優先する場合は、ML110 G5内蔵RAIDが全てにおいて優れている。
- テスト2の様に、ディスク書込みの確実性を優先する場合は、処理の特性に合わせて要検討。
Sequential Read ,Sequential Writeの速度差を考慮した上でRandom Writeを最優先する場合は、Smart Array E200を利用する事で速度メリットを得られる可能性がある。
ま~ 私場合、重要なデータを入れるつもりはなく壊れてもちょっと前のバックアップに戻ればいいやという考えなので、大枚はたいて購入したSmart Array E200の存在価値が無い事がわかりましたとさ・・・
つづく
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ML110G5とSA-E200を普通にベンチマークをとると絶対E200がまけます。
ランダムリード・ライトでE200が速かった方が驚きです。
ML110G5に付いている標準SATAはSATA2-3Gです。(当然チップセットもSATA2)
SA-E200の規格はSAS-3Gで、SATA-1.5Gです。
よって、HDDをSATA-1.5Gに交換してベンチマークをとらないと意味がありません。
もしくは、SATA2-3Gに対応したSmartアレイでP212・P410・P812です。
E200・P400・P800はSATA-1.5Gなので意味無しです。
RAID構成でOS起動できない点は、ドライバーが起動OS-HDDに入っていない物と思われます。
ML110G5は持っていないので、ML310G2で話を進めますと。
オンボード・シングルHDDでOSをインストールして、E200を増設してE200のRAID0のシングルHDDで起動させようとしても無理です。
この場合、オンボード・シングルHDDでE200を増設してE200に別途HDDを継いでRAID0のシングルHDDをセカンドドライブとして起動させます。
そうするとドライバーインストールが必要になりますのでインストしてからSO-HDDをE200に接続してHDD1台で起動させれば問題ないはずです。
ただ、ML310G2との構成の違いで上手くいかなくても責任は取れません。
追伸:
それぞれのベンチマーク結果は、SATA2-3GとSATA-1.5Gで考えると、妥当な結果と思われます。
では・・・・
初めまして。
Vitrualizationと申します。
検証結果を拝見させていただきましたが、大変興味深いものでした。
1点ですが、ML110G5の内蔵RAIDコントローラとSmart Array E200のRAID1での比較結果が見当たりませんでしたので、補完いただけますと完全なる検証結果になると個人的には感じた次第です。(個人的に結果が気になるというのもありますが。。)
それでは失礼致します。